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(20)総括 [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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(1)総括★★★★   ※★は最大5つ
今回のクルーズは前泊地や後泊地にも恵まれ、まさに「テーマクルーズ」と呼べるような、西日本の著名な夜景をめぐる旅となりました。それぞれによさがあり、それぞれに個性がありました。

鎮魂の祈りが込められた神戸ルミナリエ。東日本大震災を経た今、余計に胸に染みいるものがあります。
ひたすらロマンチックだった長崎ハウステンボス。東洋一も過言ではない夢のような光の世界でした。
古都の美しさを堪能した京都花灯路(はなとうろ)。ますます日本が好きになりました。

寒さというのは記憶に残りやすいのでしょうか。
透明感のある冬の空気、厚ぼったいコートの感じ、きらきら光るそれぞれの夜景…冬が来るたびにきっとまた思い出すと思います。
4泊5日という短い日程ながら、ぎゅっと濃縮したような、思い出深いクルーズになりました。

(2)企画★★★★★
以前に乗船した上海クルーズでも無料の上海雑技団招待ツアーに感激した記憶がありますが、今回の招待ツアーもサービス満点で素晴らしかったです。
バスで楽々ハウステンボスに連れて行ってもらい、貸切のリゾートホテルに宿泊。ミールクーポンで昼食&夕食をいただき、朝はホテルビュッフェ。帰りには湯布院や別府に立ち寄って温泉気分。
これらがすべて無料の招待ツアーだったのだから脱帽です。

また、ホテルヨーロッパではラウンジを使えたり、ダンスパーティーでは国際級のプロのデモンストレーションがあったり、特別な時間を過ごしました。ダンスがお好きな方にもよかったのではないでしょうか。
記事に書いた花火の他、ライトアップの点灯イベントや特別なルームサービスなど、書ききれないほど特典があり、飛鳥Ⅱの企画力・演出力に感動しきりのクルーズでした。秀逸な企画だったといえるでしょう。

(3)食事&船内イベント★★★
ワッフル&フレンチトーストの登場で、朝食ビュッフェがパワーアップ。また、乗船日の夕食代わりのお夜食が豪華で楽しかったです。
今回は陸泊が1泊あり、あとは帝国ホテル監修ディナーと、ゲストシェフ(上柿元 勝 氏)によるスペシャルディナーだったので、飛鳥Ⅱのスタンダードな夕食を食べられなかったのがちょっと残念。忙しすぎて大好きなリドグリルにもあまり行けませんでした。
プロダクションショーは、今年は外国船にいくつか乗船したせいで、ついつい比較してしまうというのもあり、ちょっと辛口評価になってしまいました。

船内のスケジュールも勝手知ったるものになり、パブリックスペースで迷うこともなく、ちょっと新鮮味がなくなってきたな、というこの感じ。これが本当に船が「我が家」になったということなのでしょう。
日本の船は飽きた…なんて生意気言いつつ、結局はまた飛鳥Ⅱに舞い戻ってきてしまうのだと思います。
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【番外編】京都観光⑦ [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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旅行最終日。今日は「伏見稲荷大社」を見に行きます。
JR京都駅から奈良線でたった2駅、駅名はそのものずばり「稲荷」、しかも駅の目の前が神社になっていて、こんなに便利な観光地は初めてです。
そこここに狛犬ならぬ狛狐さんが舞う本殿に参拝した後、有名な「千本鳥居」へ。

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よくTVに出てくるのは二股に鳥居が分かれた部分ですが、それはほんの入口部分で、実際は鳥居の列が山へ向けて何kmも続いているので、全部をめぐるには相当な時間と覚悟が必要です。
無論そこまでの時間も根性もない私たちは、途中で引き返して来たのですが、やはり日本有数のパワースポット。山奥に入るにつれ神秘的な空気が強くなっていきました。
本殿付近は観光地的な雰囲気ですが、きっと山頂には本当に神様がいるんだろうな…と普段は不信心な私ですが、柄にもなくそんなことを感じたりしました。

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途中「おもかる石」というのがあって、願い事をしながら持ち上げると、その困難度によって重さが変わる…というものなのですが、夫が片手で軽々と持ち上げて周囲の人をぎょっとさせていました。
(実際はかなり重くて、女性は両手でも持ち上げられない。)
普段の筋トレの成果だろうとは思いましたが、念のため「何をお願いしたの?」と聞くと、「お金持ちになれますように」とのこと。
………聞くんじゃなかった………と思いましたが、夫がお金持ちになる=私がお金持ちになる、ということなので、一応応援しときましょう。

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最後はバスで「三十三間堂」へ。
薄暗い堂内に、千体もの千手観音がずらっと並ぶ様子は、厳粛な気分にさせてくれます。お線香の煙がまたよい。
しかし、不信心な私たちが同時に頭に浮かべたことは…「GANTZ」みたい。これだけの数がいたら、どう戦っても勝てません。…すみません、漫画の話です。

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再びJR京都駅まで戻り、リムジンバスで空港へ。
昼食は空港ターミナル内の「たこぼん」でお好み焼きを食べましたが、空港内とは思えないほど本格的で美味しかったです。ミックスお好み焼きのほか、焼きそばを食べましたが、もっちり太麺にしっかりした味付けで大満足。モダン焼きも食べてみたかった~。

これにて本当に今回の旅が終了。クルーズからは少し外れてしまいましたがおつきあいいただき、ありがとうございました。次回、総括です。
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【番外編】京都観光⑥ [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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いろいろと頬ばりながら清水寺を出発し、徒歩で霊山(りょうぜん)神社へ向かいます。
なんといっても霊山神社は坂本龍馬、中岡慎太郎の墓所があることで有名で、神社に至る道は「維新の道」と名づけられています。ぜぃぜぃ言いながら階段を上り、お参りしました。

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高台にあるお墓からは、京都の景色が一望。
高知、長崎、京都と各地で活躍した彼らですが、最期にたどりつき、日本の歴史を見つめる場としてここほどふさわしい場所はないかもしれません。京都市街を見渡していたら、なんだか熱いものがこみあげてきました。

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隣接する霊山歴史館は、日本で唯一の幕末維新ミュージアム。でもこの時期は坂本龍馬の特別展をやっていて、新撰組ファンの私としては「惜しい!!」というところ。
収蔵資料5000点のうち、100点ほどしか展示していないということなので、ぜひ別の時期にも来てみたい。
展示の中では、「3Dシアター」というのが面白かったです。
館内に近江屋事件、寺田屋事件のジオラマがあるのですが、それを多彩なアングルから映像化して3Dメガネで鑑賞するというもの。立体的で、事件当時の様子がリアルに体感できました。

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ここまでで、今日の京都観光は終わり。リーガロイヤルホテル京都にある新撰組最後の屯所、「不動堂村屯所跡」の石碑を写真に収めて終わりました。西本願寺や油小路も近いのですが、もう足腰が痛くなってしまったので引き上げです。

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今日まで素朴な和食が続いていたので、夕飯はちょっと趣向を変えて「串家物語」に行ってみました。
自分で粉をつけて揚げるシステムなのですが、初めての私たちは衣をつけるのに手間取り、上手く揚がらない!! 周りのお客さんたちはさすがに慣れているのか上手でした。
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【番外編】京都観光⑤ [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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次に向かったのが金閣寺。こちらも世界遺産のひとつ、修学旅行の定番中の定番ですね。
初めて見たときは「うわ、ちっちゃ!!」と思ったもんですが、もう一度見てもやっぱり小さかったです。
しかしながら、天気がよかったことや、オフシーズンで空いていたせいもあって、池に映った姿はやはり均整が取れて美しく、唯一無二の存在感を放っています。
金ピカの舎利殿は、見方によっては悪趣味とも言えましょうが、独特の「華」があり、やはり世界遺産だけのことはあり。日本特有の美意識が感じられます。
外国人観光客もいっぱいで、多国籍語が飛び交っていました。

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境内にはお抹茶を500円で供しているところがあり、野点風の赤い縁台と反射式ストーブが冬の風情を出していました。
私たちも席に着いたのですが、ここで夫が突然、意味不明なことを叫び出しました。私は目が点…!!
京都とはまったく関係のない自動車保険の話題で盛り上がっていた同席者に対抗した(?)ようです。
心臓に悪いのでアホなことはやめていただきたい。変質者だと思われたこと確実。

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京都をめぐるには名所を網羅している市バス(均一料金220円)が便利で、系統もわかりやすく、500円のワンデイカードですぐに元が取れるのでお勧めです。
再びバスに乗車し、清水寺に向かいました。ここも修学旅行の定番。私も二度目の来訪です。

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よく「清水の舞台から飛び降りる」なんて言いますが、自分が舞台にいるとあまり高さが実感できない上、現代人の目は高層建築に慣れています。向かい側から見た方が木組みの構造の素晴らしさがわかり、京都市街の展望も相まって絶景です。

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清水寺周辺は参道がとっても面白かったです。運動不足の身には坂道が結構きついですが、清水坂から三寧坂にかけて、揚げ物、おかき、せんべい、和菓子など、食べ歩きできるものがたーくさん!!
部活帰りの腹ぺこ中学生ではありませんが、何を食べようか目移りしてしまいます。
しかし中学生と決定的に違うのは、食べたいものを何でも食べられる経済力です。
なんてったって大人ですから!!
欲望のおもむくままに、あれこれ買い食いしてしまいました。大人になった今が一番大人げないという…
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【番外編】京都観光④ [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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朝の陽光に照らされた渡月橋もまた清々しい。今回の旅行ですっかり嵐山のとりこになってしまいました。
陸旅ではセミダブルベッドのカップルプラン、といった素泊まり格安プランを予約することが多い私たちですが、せっかくの嵐山のお宿なので、今回は珍しく朝食つきを予約。

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お食事処に行くと、一人ひとりに湯豆腐つきのお膳が用意され、カウンターでは手作りのお漬物が自由に選べるようになっていて感激!!
お豆腐が濃厚で美味しい。
さらに、チェックイン時にコーヒーサービス券をいただいていたので、ラウンジでモーニングコーヒーを楽しみました。


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今日は京都の名所旧跡をめぐる予定ですが、その前に、てくてく歩いて世界遺産の天龍寺を見学に行きました。
堂宇は度重なる焼失の末、再建されたもののようですが、素晴らしいのは庭園です。
それにしても、堂宇が最後に焼けたのは「蛤御門の変」です、なんていうあたり、本当に京都は日本という国の歴史の縮図です。


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嵐山を借景に、広々した池泉がなんとも雄大。紅葉の頃にはどれだけ美しいか。
しかしこの雰囲気、どこかに似ている……そうだ! 世界遺産になった岩手県平泉の毛越寺です。
仏国土(浄土)信仰を体現した池泉回遊式庭園ということで、共通点が多いのでした。

お堂の縁側に腰掛け、いつまでもいつまでも眺めていたい風景です。
何百年も前の人が作ったものなのに、現代人が見ても心が落ち着くというのは、やはり精神って時間を越えてつながっているんでしょうか。

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法堂の天井画「雲竜図」の一部復元を見たのですが、全体からするとごく一部なのにすごい迫力。
これが天井一面にあったら、大人でも怖くて泣き出しそうです。

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池の裏側に回ると、散策路に川があったり竹林があったり、地面はみずみずしい苔におおわれ、細部まで美しい。
木々の間からふっと光が差し込んで緑の苔に濃淡の模様を描き、まるで妖精でも住んでいそうな雰囲気です。
すみずみまで計算して造られた庭園、ゆっくり歩いて散策したいところですが、予定がつまっているので夫に急かされて出発します。
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【番外編】京都観光③ [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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ここまで来たらやはり京都らしさを徹底して満喫したいということで、夕食は「ぎゃあてい」というおばんざいバイキングに行きました。先ほどのライトアップからも徒歩圏内。
普段はランチ営業のみですが、このようなイベント時には夕食まで延長しているようです。ちょうどよいタイミング。

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ずらっと並んだおばんざい、手書きのメニュープレートが心憎い。
豆腐や湯葉、麩などの和食をちょこちょこっとプレートに取って、いろいろ食べました。
「関西は薄味」と勝手に思い込んでいましたが、意外にもしっかりした味付け!
お店の方がよく気がついて料理を補充してくれることにはとても好感が持てました。

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一歩外に出ると、飲食店やお土産屋さんが店先に露店を出して、温かいフードやドリンクをたくさん売っています。
夕食後だというのにみたらしだんご、ぜんざい、抹茶ミルクなど次々手を出してしまいました。寒さもあいまって美味しい!! ふぅふぅ言いながら食べました。
近隣に点在するライトアップポイントを巡るスタンプラリー(無料)もやっていて、宿泊券や食事券などの豪華景品が用意されていましたが、私たちはささやかにクリアファイルと油取り紙をゲット。ちょっとしたお土産になって嬉しい。

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満腹になったところで、ぶらぶら歩いてお宿に戻ります。
ぽつぽつと灯篭で照らされた川沿いの道は、治安の悪さもまったく感じさせず、素敵な散歩道になっていました。
この企画、冬の京都に人を呼び込む素晴らしいイベントだと思います。企画力に脱帽。ぜひとも続けてほしい、リピート決定の秀逸イベントでした。
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【番外編】京都観光② [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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再びバスで移動。今日のお宿は京都屈指の景勝地「嵐山」です。
平安貴族の別荘地にはじまり、春は桜、夏は保津川下り、秋は紅葉と四季折々の自然を楽しめる名所。
紅葉も終わり、底冷えする京都はオフシーズンに入るところですが、「花灯路(はなとうろ)」というライトアップイベントが行われていることを知って嵐山にお宿を取ったのでした。

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日が暮れてから再度お出かけ。
ライトアップされた渡月橋は風情がありますが、川沿いの風は本当に冷たい!!
にも関わらず、人力車は元気に呼び込みをしており、世界遺産「天龍寺」までの道は飲食店やお土産屋さんがたくさん。
メインの会場は「大河内山荘」まで続く竹林で、普段は真っ暗で、もの寂しい道であることが想像されますが、この時ばかりはたくさんの人でにぎわっていました。鼻の頭が真っ赤になるくらい寒いのに、お祭りのような活気。

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竹林のライトアップは……ただただもう美しく神々しい。
足元にはレトロな灯篭(とうろう)、頭上にはさわさわと風に吹かれて揺れる竹。
青や緑のライトアップの美しさと、その奥に広がる漆黒の闇とのギャップが、天狗でも出てきそうな、妖しげな雰囲気を醸し出しています。

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ふと「竹取物語」を思い出しましたが、昔の人はこのような光と闇の境界に、異界を見たのでしょう。
大勢の人が歩いているのに、それを感じさせない静謐な空気。
少し散策路を外れれば、簡単に違う世界に迷い込んでしまいそうです。
光と闇、夢と現、彼岸と此岸が混在していた古き日本。「向こう側」は案外近かったのかもしれません。

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ただ竹が真っすぐ伸びているだけなのに、なぜこんなにも美しいのか…これまで神戸ルミナリエ、ハウステンボスと人工のイルミネーションを楽しんできましたが、今日は自然美の極みを体感しました。
なんだか胸がいっぱいになりました。寒さとともに一生の記憶に残るであろう散策でした。
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【番外編】京都観光① [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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京都は学生時代の修学旅行以来。
大型バスで移動し、次から次へと寺社仏閣を見せられて最後には何を見たのかわからなくなるようなハードスケジュールでしたが、ちょっとした小路の美しさ、きゅっきゅと鳴く板張りの廊下、あちこちで漂う線香の香り…そんなものが相まって、とてもいいイメージが残っています。ちなみに夫は京都は初めて。

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実は私、幕末ものが大好きで、特に新撰組の大ファン。そこで今回の旅のテーマは「明治維新の舞台をたずねて」とします。(勝手に決めました。)
JR京都駅のバスターミナルで、市バスの路線図と一日乗車カードをゲット。バスで一路「八木邸」を目指します。お好きな方には解説するまでもありませんが、上洛した近藤勇ら試衛館一派が寝泊りした旧家で、芹沢鴨暗殺の舞台でもある場所です。

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ガイドさんの解説、抹茶、和菓子がついて一人1,000円。
広大な屋敷を想像していましたが、現存しているのはごく一部。意外にも小ぢんまりしていると思いましたが、「ここに芹沢が寝ていて…」なんて説明されると生々しい存在感を感じて感激しました。
ずっと来てみたかった場所なので、念願かなって感極まる思い。中庭などは当時のままだそうです。(残念ながら内部は撮影禁止)

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八木家は現在は和菓子屋を経営しており、隣接する店舗でお抹茶と「屯所餅」をいただきました。(見学料に含まれている。)
あんまり苦いと飲めないなぁと心配していたら、初心者でも飲みやすい、薄味のあっさりしたお抹茶でした。



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すぐ近くにある壬生寺、光縁寺で隊士の墓を参りましたが、特に光縁寺は一般の方のお墓もあるため、いわゆる観光目的の訪問はお断りだそうです。静かに手を合わせる人に限り、参拝可能とのこと。
確かにはしゃいで写真を撮るようなファンは近所迷惑にもなるし、最近はアニメの影響もあって若い人も多いようなので、バランスが難しいですね。
それにしても、歴史的遺産と市民生活がごく間近に隣り合わせになっている京都ってすごい。

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そこから徒歩で二条城に移動。世界遺産のひとつで、幕末関連としては、なんといっても大政奉還でしょう。
江戸城などと比べると各段に保存状態がよく、徳川時代の空気が感じられるようです。
シーズンオフで、あまり混んでないのもよかった。本丸の方なんてほとんど人がいなく、静まり返って怖いくらいでした。
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(19)第五日目:下船 [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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いよいよ下船。目が覚めたときには神戸港も目前、ほとんど揺れなくなっていました。
4泊5日という日程は、長いようでいてとても短いです。特に今回は陸上での宿泊があったので、余計にそう感じます。

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フォーシーズン・ダイニングルームで和定食を食べた後、リドカフェに移動して、今回のクルーズで大好きになったロイヤルミルクティー&フレンチトーストを堪能。これ、本当に美味しいのです。

ここで嬉しい出会いがありました。以前のクルーズでダイニングのビバレッジを担当してくれたフィリピン人クルーが今回は見当たらず、「休暇かなぁ、辞めたのかなぁ」と残念に思っていたら、リドカフェで感激の再会。私たちのことも覚えていてくれました。
夜は「海彦」の担当になったとのことで、どうりで見かけなかったわけです。なんとなく「海彦」の方がグレードが高い感じなので、彼がキャリアアップしたのだったら嬉しいなぁ。

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予定より早く、10:00前には着岸が完了して下船が始まりました。
船長以下オフィサーに見送られての下船。
乗船直後は見知ったクルーがいなく寂しく感じましたが、後に再会したり、名前までは知らなくても顔だけ知っている、というパターンもあって、すぐに安心感が生まれました。
知っている人が船にいる…これが本当に船内生活を楽しくし、また下船をつらいものにもしています。
いろいろな船に目移りしながらも飛鳥Ⅱに戻ってきてしまうのは、(リピーター特典の割引券の魅力もありますが)結局はそこなのだと思います。

ターミナルからはJR神戸駅まで無料のシャトルバスが用意され、スムーズに移動。楽しかった今回のクルーズも、これにて終了です。

…となるところですが、せっかく神戸まで来たということで、実は私たちは後泊して京都観光を楽しんだのでした。海やクルーズとはまったく関係のない話題となりますが、番外編としてもう少しだけ続きます。
陸旅もOK、という方はおつきあいいただければ嬉しいです。
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【コラム】カジノ解禁? [飛鳥Ⅱ ハウステンボスクルーズ]

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6デッキ前方に位置するカジノコーナー「モンテカルロ」。
周知のとおり日本船では現金を賭けることはできず、言ってみればゲームコーナーですが、地上ではいわゆるカジノ法案をめぐる動きが活発化しているようです。
法案はあくまでホテルやアミューズメント施設など陸上の複合施設を想定しているようですが、カジノが合法化すれば、クルーズ業界にも少なからずの影響があるでしょう。
外国船では広大な面積の本物のカジノがあり、船会社の収益を支えているケースが珍しくありません。
ただ、日本のクルーズ業界では「客層が変わる」などを理由にカジノには慎重論が多いとか。(雑誌「Cruise」5月号より)

確かに日本船のカジノコーナーは、顔見知り同士でテーブルを囲んだり、ディーラーとのコミュニケーションを楽しむのが主眼といった感じで、勝負に熱中するような雰囲気はありません。
ここに「賭けごと」が持ち込まれると、従来のファンが離れたり、雰囲気が変わったりということは十分に考えられます。

私たち夫婦は普段から宝くじを買うくらいで、ギャンブルはしないため、日本船・外国船ともにカジノコーナーで遊んだことはありません。
なので、個人的には「カジノはなくてもいい」派なのですが、客船のカジノ解禁についてはどちらかというと肯定派。
大事なのは「どちらも選べる」ことで、実際にカジノを導入するかどうかは各船の判断。「うちは造る」「造らない」を選べるようにすればいいと思うのです。

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※写真は外国船です(飛鳥Ⅱではありません)

ポーカーやスロットマシンのようないかにも「ギャンブル」というものでなくても、外国船のビンゴのようにゲームに賞金を出したり、ポイントを集めて景品と交換できるアクティビティを催したり、船内の過ごし方に選択肢が広がるのではないかと思います。
(こういうアレンジが審議中の法案の範疇に入るかどうかわかりませんが。)

そういう仕掛けをどんどん導入して客層の若返りをはかる船が出たり、逆にカジノとは一線を画して落ち着いたクルーズを演出する船が出たり、差別化が進むと面白いです。
外国船のようにカジノでの収益が乗船料の値下げにつながるようなら、それも歓迎。
客船はそう簡単に何度も乗れるものでもないので、ギャンブル依存症の心配は少ないでしょう。
(賭け率を低く設定してギャンブル性を低くしたり、船内で引き出せる金額の上限を設けるなどの工夫は必要かと思いますが。)
法案の行方に興味津々の毎日です。
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